新築マンションの内覧会では、はじめて見る自分のお部屋に舞い上がってしまい、うっかり基本的なことをつい見落としてしまいがちです。
その代表的なものが、照明器具の点灯確認。
ちなみに新築マンションでは、リビングや洋室などの主照明は引渡し後の別途工事となりますが、廊下や洗面所、洗面台、浴室等にはあらかじめ照明器具が取付けられていることがほとんどです。
ですので、標準仕様として取付けられている照明器具については、内覧会時に点灯確認を行うことが大切です。
例えば、あらかじめ天井に埋め込まれたダウンライトの点灯確認。
(廊下に埋め込まれているダウンライト)
照明器具の点灯確認を行うことで、たま切れや電球の取付け忘れをすぐに発見することができます。
(廊下の天井に埋め込まれているダウンライトのたま切れ)
(廊下の天井に埋め込まれているダウンライトの電球取付け忘れ)
(洗面所の天井に埋め込まれているダウンライトの電球取付け忘れ)
(浴室の壁に取付けられている壁付照明器具のたま切れ)
以上のように、照明器具は1ヶ所ごとに実際にスイッチを何度も押してみて確認を行うと同時に、1つの照明器具を2ヶ所から操作できるようなスイッチ(3路スイッチと呼ばれています)の場合、それぞれのスイッチを押して点灯確認を行うことがポイントですね。
三上隆太郎(みかみ りゅうたろう)
住宅営業として新築住宅販売に携わった後、家業の建設会社にて施工経験を積み、 (株)さくら事務所参画。
熱意あるアドバイスが好評をよぶコンサルタント。不動産・建物調査のマルチプレーヤー。
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