保証や保険の有無でリフォーム工事後の安心が変わる
リフォーム工事が終わった後、適切に工事が行われたかどうかを見分けるのは難しいもの。住み始めてから不具合が見つかるという場合もあります。一定の不具合が生じたときに、無償で補修してもらえるアフターサービスなどの保証があるかどうかも、リフォーム事業者選びのポイントの一つです。設置した設備機器のメーカー保証のほかに、リフォーム事業者独自の保証があるのか、ある場合はどういった部位にどの程度の期間、保証をしてくれるのかなどについて、事前に確認しましょう。
また、万が一に備えた保険加入の有無も大切なポイントになります。保険については、リフォーム事業者が自主的に保険料を支払って加入するものなので、すべての事業者がなんらかの保険に加入しているとは限りません。万が一トラブルが生じた際に、リフォーム事業者が保険に加入していれば、事業者に資金がない場合でも保険で補償されるので、リフォーム工事を依頼する側も安心です。リフォーム事業者が加入する主な保険には、以下のようなものがあります。あらかじめ加入の有無を確認するとよいでしょう。
●リフォーム事業者が任意で加入する主な保険制度
建設工事保険 |
リフォーム工事中に作業ミスや盗難などの突発的な事故で生じた損害を補償するものなど |
請負業者賠償責任保険 |
リフォーム工事中に近隣住人などの第三者を傷つけたり、第三者の車などの物を壊したりした場合、その損害を補償するものなど |
リフォーム瑕疵保険 |
加入の際には保険法人の建築士による検査が行われ、一定期間内に工事の瑕疵が見つかった場合に補修費用等に保険金が支払われるもの |
なお、リフォーム瑕疵保険については、次で詳しく説明します。
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