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見逃すな! 内覧会はここをチェック プロ直伝:vol.16 


第16回)

見えにくいところに取付けられたカーテンレールも見落とすな

さくら事務所 コンサルタント 三上 隆太郎

新築マンションの内覧会では、お部屋の中の隅々まで確認することが大切ですが、よく見落とされがちなもののひとつがカーテンレール。
なぜなら、カーテンレールは少し見えにくいところに取付けられていることがほとんどだからですね。

それでは、さっそくカーテンレールの確認方法を見ていきましょう。

まずは、カーテンレールそのものが取付けられているか確認します。

(カーテンレールの取付け忘れ)

最近の新築マンションのほとんどは、カーテンレールが標準仕様として各お部屋の窓の上に取付けられていますので、そもそもカーテンレールが取付けられているか確認するのが基本中の基本です。

(カーテンレールの取付け忘れ)

(カーテンレールの取付け忘れ)

つぎは、カーテンレールがしっかり取付けられているか、引っ張ったり動かしたりして固定状態を確認します。

(カーテンレールを取付けるためのビスの打ち忘れ)

カーテンレールの固定状態が確認できたら、今度はカーテンレールの中におさめられた「たま」(ランナー)がしっかり動くかどうか、「たま」(ランナー)をはじいて確認します。

その際、「たま」(ランナー)の数を確認することもポイントです。

(奥と手前の「たま」(ランナー)の数は基本的に同数ですが、数が間違っていることがあります。)

「たま」(ランナー)をはじくことで、カーテンレールの端部に取付けられているはずのストッパーの有無まで同時に確認することができます。

また、奥と手前のカーテンレールの取付け位置がずれていることもありますので、注意して確認してみましょう。
奥と手前のカーテンレールの位置がずれていると、カーテンを閉めた際、レースが厚手のドレープからはみ出してしまうこともありますからね。

(奥のレールと手前のレールの位置がずれています)

以上のようにカーテンレールを確認するときは、カーテンレール本体そのものが取付けられているかどうか確認したり、固定状態を確認しながらカーテンレールのずれや「たま」(ランナー)を動かしたりその数を数えたりと、一度に何点も同時に確認することをお忘れのないように。

三上隆太郎(みかみ りゅうたろう)
住宅営業として新築住宅販売に携わった後、家業の建設会社にて施工経験を積み、(株)さくら事務所参画。 熱意あるアドバイスが好評をよぶコンサルタント。不動産・建物調査のマルチプレーヤー。

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