取り付けたい場所に照明器具を設置するための助っ人

●「照明器具をここに取り付けたい」と思っても、引掛けシーリングが違う場所に設置されている場合があります。照明を取り付ける位置が限定されるために、希望通りに家具が配置できないのは困ったものですね。でも今は、照明器具の設置可能エリアを広げるための配線ダクト（インテリアダクト）が数多く販売されています。
●写真を見てください。矢印の位置に引掛けシーリングがあります。照明はその真下ではなく、テーブル配置に合わせ、もっと左側に取り付けられています。インテリアダクトには、スライドさせたり回転させることが可能な商品があります。例えば天井に火災報知機などがあっても、それを避けるようにレールをスライドさせ、好きな位置に照明を取り付けられるのです。

スポットライトもペンダントも思いのままに設置できる

●インテリアダクトには、お気に入りの照明を組み合わせて、レールの上に配置できる楽しさもあります。例えばダイニングに小ぶりのペンダントを複数取り付けたり、リビングにスポットライトを設置したり。マンションのモデルルームでも最近よく見かけますが、実はこのスタイル、若い世代を中心に人気のようです。インテリアダクト用のペンダントやスポットライトも充実しているので、気分や季節に応じてあかりを取り替えるのも楽しいですね。

ON/OFFや明るさ調節がリモコンでできるタイプも登場

●リモコンで手軽に照明をコントロールできるインテリアダクトもあります。光源が蛍光灯ならON/OFFの切り替えのみですが、白熱灯なら明るさコントロールもできます。例えば映画鑑賞や寝室で眠りに就くまでのひとときなど。微妙に明るさを変えたいとき、スイッチをオフにしたいとき、手元で簡単に切り替えられるリモコンは重宝するかもしれません。