中立・公正に調査・評価して、東京圏の優良な中古・新築マンションをご紹介

■THE IMPERIAL GARDEN LIMITED RESIDENCEは、住友不動産分譲、前田建設工業施工、平成27年1月末竣工予定の総戸数167戸、4階建てのマンションです。
■千石駅と茗荷谷駅まで徒歩9分、敷地と周辺は第1種低層住居地域に属し、周囲は1戸建ての多い静かな環境です。利便性より住環境の良さを重視されているファミリー向けのマンションです。
■坪単価約400万円、東向きと南向きは億ション、西向きと中庭向きも8000万円以上と高価格なマンションだと言えます。
■価格も高めなので、装備もグレードが高いものを採用していますが、スパンが狭く日勤管理とアンバランスの面もあります。また億ション棟とそうでない棟(と言っても8000万円以上)にオートロックやエレベーターの数に差があります。
■来場者も近辺に大学病院が多いせいか、緊急時に便利という事で医者が多いとの事でした。
■THE IMPERIAL GARDEN LIMITED RESIDENCEは、以前から住友不動産が土地を取得していて、近隣や小石川植物園の生態系の問題が解決したので、建築計画が実施されました。それで地下に駐車場を造ると植物の生態系が壊れるとの理由で、中庭を駐車場にせざるを得なかったそうです。ゆえに中庭側に間口があるコンフィデントコートは駐車場とボタニカルコートの共用廊下側のロケーションとなります。
■茗荷谷方向はアップダウンの坂があるので、お買い物には電動自転車がお勧めです。ここだけではなく文京区は坂の多い所です。
■東向きのボタニカルコートと南向きのアバンダンコートはエレベーターが2住戸に1基、トリプルのオートロックですが、東向きのディセントコートと西向きのコンフィデントコートは全体で2基、ダブルのオートロックとグレードに差があります。
■THE IMPERIAL GARDEN LIMITED RESIDENCEは、性能評価を取得、共用施設は特にありませんが、コンシェルジェサービスは充実しています。
■省エネ対応で防災対策のあるマンションです。
■住戸の間取りは3LDKと4LDKのみ、間口が6.4m前後とあまり広くないスパンで田の字型の間取りです。そのため天井高2.5m、2.35mのハイサッシで窓面を広く取り、柱は外出し、梁の出を少なくして開放感を持たせています。また住宅の装備はグレードが高く高級感があります。
■第1種低層住宅専用地域で、4階建てにして住戸数を増やすために、1階部分をグランドラインから下げて高さを押さえてあります。敷地周囲に植栽または専用庭があるので、採光はあまり良くないように思います。2階以上は周囲に高い建物がないので採光は安心できます。
■管理費と修繕積立金は潤沢で安心できます。共用施設も特別になく日勤管理なので管理費は割高感があります。
■駐車場が87台、駐輪場212台、バイク12台、ミニバイク5台です。高級マンションの割に駐車場が少ないよう思います。