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広尾ガーデンヒルズ・サウスヒル: 昭和61年2月 築
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広尾ガーデンヒルズ・サウスヒル:居住性(共用部分)
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サウスヒル外観
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サウスヒル入り口ゲート
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サウスヒルの車寄せのあるエントランス
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店舗や管理センターのある敷地中央サンクガーデン
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■広尾ガーデンヒルズは当時としては先駆的な24時間有人の管理センターを敷地中央に有しています。 ■サウスヒルは他のヒルに比べエントランスホールや共用廊下もゆったりしています。またエレベーター1基に対しワンフロア2〜3住戸の利用なので、エレベーターを降りてから玄関までの廊下の距離も短めで安心です。
評価基準 |
評 価 内 容 評価の見方 |
評価点 |
将来の変化予測
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居 住 性 / 共 用 部 分 3.7 |
8.構造の長期使用度 |
■「広尾ガーデンヒルズ」は昭和56年施行の新耐震基準以降の昭和58年から61年にかけて竣工された建物です。今回調査対象のウエストヒルは昭和60年の竣工です。 ■スラブ厚は住戸部分で15cmと当時の標準値です。最近のマンションは平均20cmは取っているのでやはり時代の差異を感じさせます。
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9.省エネ・環境対応 |
■昭和60年当時は省エネという意識は低かったため、省エネ対策は特にありません。特徴的なのは給湯が棟ごとのセントラル方式で月々2140円の給湯基本料がかかることです。 ■屋上や壁面に緑化はありませんが、眼前の豊富な樹木が緑陰をつくりだしています。
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1.0 |
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10.バリアフリー対応 |
■エントランスの入り口は少しの段差があるだけで内部へアプローチできますので車椅子の方でも利用しやすいでしょう。サウスヒル全体が幹線道路から緩やかな昇り坂になっている敷地にありますので雨水が流入する心配も少ないためそのような仕様になっているようです。 |
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11.敷地や共用スペースのゆとり |
■もう少し隣棟間隔があってもと思いますがE・D棟は南向きのエリア境界線沿いなので他棟からの圧迫感はありません。 |
4.3 |
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12.街並みとの調和 |
■広尾ガーデンヒルズのマンションはすべてタイル張りです。ヒルごとに色合いとタイルは違うものの調和した街並みを形成しています。基本色はベージュでサウスヒルは茶系ベージュ色です。長く伸びた車寄せの庇とともにヒルズの中では一番重厚感のある外観です。 |
4.0 |
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13.共用施設・サービスの充実度 |
■敷地中央にショッピングプラザと管理センターがあります。ショッピングプラザにはスーパーをはじめ、ATM、レストラン、ベーカリー、フラワーショップなどがあります。日常の用事を済ますことが出来るのは便利です。 ■サウスヒルのみエントランスホールに広い接客用ロビーがあります。前面ガラスの先には緑の植え込みが見え、実用性よりはマンションの風格をかもし出す役目をしています。 |
4.5 |
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14.セキュリティの充実度 |
■他のヒルと同様管理は、敷地中央にある365日、24時間有人の管理センターが担っています。夜間ヒルズ内を巡回しているとのことで、安心感があります。またサウスヒル入り口には門番のいるゲートがあります。 ■オートロックは他と同様ワンオートロックになっていますが、内部に入るとコンシェルジェが出迎えてくれます。何重もの機械的セキュリティより効果がありそうな感じです。
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4.0 |
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15.建て替えのしやすさ |
■サウスヒルの3棟は8〜12階建てで、タワーマンションよりは建替えはしやすいと思います。ただ街として完成度が高く、維持管理計画もしっかりしているので当面の建替えは必要ないと思われます。 |
4.0 |
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