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晴海アイランドトリトンスクエアビュータワー: 平成10年2月 築
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晴海アイランドトリトンスクエアビュータワー:居住性(共用部分)
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エントランス
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南側のURのマンションとの距離
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共用部分
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駐車場
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■晴海トリトンスクエアビュータワーは、新耐震後の建物で、高層建築物評定委員会の認定を受けており、丈夫で長持ちする構造です。
評価基準 |
評 価 内 容 評価の見方 |
評価点 |
将来の変化予測
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居 住 性 / 共 用 部 分 3.6 |
8.構造の長期使用度 |
■平成10年竣工なので性能評価の制度が始まる前、新耐震基準の建物です。躯体の柱は当時としては高強度のコンクリート(現在はもっと高強度のものがありますが)を鋼管内に充填した鋼管コンクリート造とし、粘り強い耐震フレームを構成しています。また高層建築物構造評定委員会の審査を受け建設大臣の評定を受けていますので丈夫で長持ちします。 ■給水・給湯にはさや管ヘッダーシステムを採り入れ床下に配置されていて、今のマンションでは普通のレベルです。 |
5.0 |
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9.省エネ・環境対応 |
■性能評価導入前のマンションなので断熱性の確保がどのレベルかは不明です。 ■給湯は「多機能ヒートポンプシステム」で4ヵ所への給湯ができる、エコキュートの前の世代の給湯器です。屋上緑化もあり当時としては省エネには気を使っていたようです。 |
3.0 |
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10.バリアフリー対応 |
■性能評価導入前のマンションなのでバリアフリー対応の造りかどうかは不明です。 ■歩道からエントランス、共用廊下から住戸玄関まで段差はありませんでしたが、特別なバリアフリー対策はありません。バリアフリーに対する意識は今ほどではなかったのでしょう。 |
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11.敷地や共用スペースのゆとり |
■マンション東側の敷地には公開空地としてコミュニティパークがあり、ゆとりがあります。周囲にも適度なゆとりはありますが、隣のURのマンションとの間隔は普通です。 ■エントランスホール1階は2層吹き抜けでゆとりがあり、3角形のトップライトから自然光が差し込んでいます。2階にはその吹き抜けを望むラウンジが設けられています。 |
3.7 |
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12.街並みとの調和 |
■外観は外に出た柱をデザイン的に利用した都会的な感じです。 ■エントランス周りは落ち着いた重厚な感じで、デザイン的には少し古い感じです。 |
4.0 |
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13.共用施設・サービスの充実度 |
■共用施設は広いロビーラウンジのほか、2階に和室(6〜10畳)4室と洋室(40〜55?)4室があり、キッチンや物入れが完備しているので、カルチャー教室やパーティルームとしても利用できそうです。 ■ゴミ置場は各階にあり24時間ゴミ出し可能です。 ■エレベーターは低層用3台と高層用3台の計6台ですが、住戸数に対しては少なめです。 |
3.0 |
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14.セキュリティの充実度 |
■管理は日勤で夜は警備員さんが巡回する形式で24時間見守ってくれます。 ■オートロックはシングルでテンキー形式、防犯カメラが共用部にあり共用廊下は吹き抜けを中心とした内廊下で見通しが良く安心できます。 |
3.6 |
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15.建て替えのしやすさ |
■1所有者1議席に近い保有状態です。規制緩和がありますが、将来緩和が維持されていれば同様の建物が建ちます。しかしながら、住戸数も多くURの賃貸住戸もあるので、意見の合意には時間の調整が必要でしょう。 |
4.0 |
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