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パークシティ成城: 平成15年3月 築
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パークシティ成城:居住性(共用部分)
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パークコートH棟の外観
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パークコートH棟のエントランス
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パークコート成城F棟の外観
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■パークシティ成城は豊富な自然を取りこんだ配置計画になっています。
評価基準 |
評 価 内 容 評価の見方 |
評価点 |
将来の変化予測
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居 住 性 / 共 用 部 分 4.0 |
8.構造の長期使用度 |
■性能表示施行前の建物ですので評価の点はつきません。 ■工法ははっきりとしたことはわかりませんが、販売当時のパンフレットと平面図から推測するとラーメン構造と壁構造をミックスしたような工法といえるでしょうか。スラブや外壁、戸境壁のコンクリート厚は厚く、室内に柱や梁は出ていません。 ■地盤は深さ約9mのところに支持基盤がある安定した地盤です。数百年に一度程度の割合で発生する大地震を想定してその1,25倍の地震が来ても倒壊しない構造体としている内容がパンフレットに明記されています。 |
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9.省エネ・環境対応 |
■このマンションのコンセプトは省エネ、ロングライフ、ECO対応部資材の3つの視点から環境問題に取り組むことを第一にあげています。 ■ただ5年前竣工なのでその後のエコ対応製品などは採用されていません。
■屋上緑化になっています。
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3.0 |
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10.バリアフリー対応 |
■敷地内をはじめ建物もすべてバリアフリーを設計コンセプトにしています。車椅子が使用できるようスロープや回転場所が確保されています。
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11.敷地や共用スペースのゆとり |
■敷地面積29000?の広さに4〜5階建ての住棟が8棟建っています。いずれも見あいを考慮し、自然の風景が窓越しに見えるゆとりのある配置工夫がなされています。
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4.3 |
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12.街並みとの調和 |
■8棟の外観は微妙にデザインを変えていますがライトベージュ系のタイル仕上げを基本とした自然に溶け込む色合いです。2004年のグッドデザイン賞を受賞しています。 ■敷地内はメインの幹線道路を軸に回遊する歩道、小川、ガーデンなど趣向を凝らした外構が計画されています。また駐車場の86%が景観を損なわないよう地下に設けられています。
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5.0 |
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13.共用施設・サービスの充実度 |
■エリアのグランドエントランス入り口に管理棟がありその中に共有施設があります。キッズルーム、茶室、キッチンスタジオ、シアタールームなどどれも幅広く活用されているようでした。また周囲には桜並木も多く、桜が鑑賞できる桜ラウンジもありました。各種のフロントサービスも受けてます。 ■ゴミ置場は東車道側に4箇所あります。ディスポーザー付なので生ゴミの量は少ないと思いますが、置場まで遠い住戸も出てくる位置です。 ■A〜Fコートの住戸は2〜4戸に1基のエレベーターを使ってアクセス。Hコートは2基で、降りてから屋外通路を歩いて玄関に行きます。
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4.5 |
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14.セキュリティの充実度 |
■管理人の方は管理棟にいて日勤となります。その他の時間は警備員が監視し24時間有人の警備体制がとられています。人的管理は安心です。 ■管理棟は広大な敷地の北側にあるグランドエントランス近くにありますが、そのほかメイン、サブを含めれば7ヶ所のエントランスがありすべてを見わたせるわけではありません。その代わりをしているのが各所に設けられた防犯カメラとなり監視がなされています。 ■ワンオートロックで入ると共有廊下は内廊下ではなく庇のある半屋外式になります。立地を考えると通風も気持ちよいので無理に内廊下にすることはないと思いますが内廊下に比べればオープンです。そのかわり全住戸、全窓に防犯センサーがついているのが安心です。
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3.5 |
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15.建て替えのしやすさ |
■1所有者1議決権に近い保有率です。 ■総戸数387戸といっても中層8棟の独立した建物に分散していますので各棟での対応はタワーマンションよりはしやすいでしょう。
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4.0 |
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