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代官山アドレス ザ・タワー: 平成12年8月 築
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代官山アドレス ザ・タワー:居住性(共用部分)
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代官山駅とを結ぶぺディストリアンデッキから見たザ・タワー
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代官山アドレスのコミュニティ−ルーム
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代官山アドレスのエリア内に点在するアートのひとつ。椅子にもなります。
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■代官山アドレス ザ・タワーは竣工が平成12年8月のため性能評価前の建物ですが、粘性体制震壁を採用し揺れを低く抑える工夫をしています。
評価基準 |
評 価 内 容 評価の見方 |
評価点 |
将来の変化予測
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居 住 性 / 共 用 部 分 3.1 |
8.構造の長期使用度 |
■販売時のパンフレットによれば、代官山アドレスザ・タワーは強固な東京歴層が地下約30mにある良質な地盤の上にベタ基礎を採用して建てられたSRC造の建物です。粘性体制震壁を採用し揺れを低く抑える工夫をしています。 |
5.0 |
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9.省エネ・環境対応 |
■屋上緑化や壁面緑化はありませんがエリア内には緑地ゾーンが設けられています。 ■オール電化採用のマンションです。阪神・淡路大震災でいち早く普及した電気を意識した設備にしているということです。敷地内に自家発電装置を設置しています。
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1.0 |
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10.バリアフリー対応 |
■エレベーターが建物の中心にあり、共用廊下はぐるりと四周を回ります。エレベーターから遠い住戸は曲がり角が多くなるため車椅子等は若干移動しにくいかんじです。 |
? |
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11.敷地や共用スペースのゆとり |
■再開発プロジェクトエリア内の高層マンションですべてにゆとりがある計画になっています。
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4.3 |
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12.街並みとの調和 |
■ザ・タワーの外観は全体に落ち着いたベージュ系のタイル張りです。たぶん以前あった同潤会アパートのイメージを引き継いでいるかと思いますが、高層にすると全体に地味な感じです。 アドレスガーデン側の入り口の門柱や塀、エリア中央ゾーンに向かうトンネル内などに当時を思わせるタイルを使ったり、写真を展示したりしていて歴史を伝えるぞんになっています。とてもいいアイデアだと思いますが少々目立たない所にあるのが残念です。 |
3.0 |
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13.共用施設・サービスの充実度 |
■いわゆるタワーマンションのはしりで、一応共用ロビーはありますが現在のタワーマンションのよう広く派手な空間作りはしていません。また共用施設は建物内にスポーツクラブ、サロン、ミーティングルームがあり、エリア内にコミュニティルーム、スーパー、ファッションビルがあり充実しています。 ■エレベーターは4基です。500戸近くの戸数に対しては少なめです。
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3.0 |
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14.セキュリティの充実度 |
■管理は日勤ですが警備は有人の24時間警備体制になっています。警備の方がマンションエントランス近くに立っていてセキュリティには気を使っている印象です。
■タワーの中央にエレベーターと屋内階段があり、共用廊下はその周囲にあるため、エレベーターホールから廊下全体を見通すことは出来ません。
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2.8 |
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15.建て替えのしやすさ |
■1所有者1住戸に近い形です。 ■マンション棟、店舗棟、地下施設などが一体となって計画されているため簡単に建て替えが出来る仕組みとはいえません。築8年ですから当分は歴史を刻み続けるでしょう。
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4.0 |
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